Expatriates-01 この国の未来のために。 私たちにできることを考え、 その最大成果に向けて日々実践する。

ミャンマー駐在員/総合職

本社での国内建設会社向けの鉄筋販売、建設鋼材の貿易の仕事を経て香港三井物産に出向。帰国後、ミャンマーの鉄鋼商売開拓に従事し、2018年1月から三井物産ヤンゴン事務所に駐在。趣味はサッカー、ゴルフ、映画鑑賞。座右の銘は「世に生を得るは事を為すにあり」。

・・・海外赴任までの経緯は?

2014年に香港から東京にある本社に帰任後、建設鋼材の貿易部署で全世界向けの建設鋼材輸出業務を担当していました。アジア最後のフロンティアと言われているミャンマーへ度々出張で足を運ぶ機会があり、鉄鋼商売の開拓・拡大の可能性を肌で感じていた中、国内・海外の建設鋼材に精通している私が2018年1月から駐在することになりました。

 

・・・現在赴任している国について紹介してください。

ミャンマーは人口5,400万人、面積68万平方kmで、日本の国土の約1.8倍あります。2011年に、長年続いた軍政統治から民政移管されました。他東南アジア諸国と比べ、インフラがまだまだ整っておらず、「最後のフロンティア」として注目を浴びている国です。国民の9割が仏教徒で、お寺が教育の役割も担っており、貧しくて学校に行けない子供も寺子屋で学べるため、識字率は先進国並みに高いと言われています。 また、親日家でもあり、とても優しい人が多く、特に赤ちゃんや子供には非常に温かく接してくれるのが印象的です。バガン遺跡やシュエダゴンパゴダ(仏塔)といった魅力的な名所が数多くあり、雄大な自然の中に歴史や文化を感じることができる一方、都市部には高層ビルも立ち並び、観光の面でもフロンティアと言えるかもしれません。色鮮やかなロンジーという伝統衣装を着ている人々が多く、その佇まいはとても華やかでファッショナブルです。男性も男性用のロンジー(スカートのような形態)を履いている人がたくさんいます。

 

・・・現在の仕事は?

赴任以来、従来のミャンマーには無かった工場での鉄筋加工を行う会社の起ち上げに携わってきました。ミャンマーの法律や会計制度等も確認しながら事業性を調査し、約2年の準備期間を経てついに昨年、ローカルパートナーとのジョイントベンチャーとして、会社設立に至りました。現在は引き続き事業を軌道に乗せるべく、人材採用や社内規程作成についても、全力でサポートしています。また、会社起ち上げの他にも、ミャンマー国内の建設プロジェクト向けの鋼材供給拡大に向けて、客先と定期的な面談を行って要望をくみ取り、三井物産スチールや三井物産の世界中にある海外店と連携して、競争力のあるソーシングを行うと共に、M&Aに向けた案件発掘を行うことも重要なミッションです。

 

・・・赴任当初の苦労は?

ミャンマー人は素直で真面目な人が多く、お願いしたことは実行してくれます。その反面、自分で考えて効率的に作業を進めたり、改善をしたりという思考は少なく、仕事において1から10までしっかりと伝える必要があるのです。根気よく丁寧に教えていくことが重要で、はじめは苦労もありましたが、徐々に思考の変化が見え始め、現在では以前より効率よく仕事が回るようになってきています。客先だけでなく、社内の様々な部署との関係構築も非常に重要であると考え、社内での丁寧なコミュニケーションも大切にしています。

1日のスケジュール One Day Schedule

・・・ミャンマーで仕事をすることのやりがいは?

ミャンマーでは、日本政府によるODA案件で橋梁、鉄道、病院等が開発されており、日本民間企業による不動産開発も活発に行われています。そういったプロジェクト向けに、高品質かつ価格競争力のある製品を供給し、ミャンマーの人々の生活向上に少しでも貢献できることが、何よりのやりがいです。目をキラキラさせて、自国の未来に希望を抱き、一生懸命に仕事をしているミャンマーの人たちを見ると、「この人たちのために、この国のために」という純粋な想いが湧き上がってきます。この感覚も大きなやりがいにつながっていますね。

 

・・・今、向き合う最大のチャレンジテーマは?

まずは、昨年起ち上げた事業会社を独り立ちさせ、軌道に乗せること。自らの考えを押し付けるのではなく、事業会社の担当者それぞれに創造性を高めてもらえるようになるのが当面のテーマです。さらに、ミャンマーと言えば三井物産グループ、と言われるような圧倒的な存在感を築き上げることも挑戦テーマに掲げています。

 

・・・海外赴任を通じてのご自身の成長ぶりは?

様々な価値観・文化を持つ人々と日々接することで、今まで以上に視野が広がり続けています。一方で、日本であっても海外であっても、良い仕事を作り上げる上では客先との関係構築が最も重要です。期待以上に要求に応えようと、自らが客先と真摯に向き合う姿勢が信頼につながる点は、世界に共通していると実感しています。

 

・・・海外経験を活かして、次に挑みたい仕事は?

海外事業会社の経営に携わってみたいです。それに向けて、新たな事業会社の起ち上げといった様々なプロジェクトに関わることで経験を積み、世界中どんな国へ赴任しても、パフォーマンスの高い仕事ができるビジネスパーソンになりたいと考えています。

 

・・・海外勤務ならではのプライベートの過ごし方について。

ヤンゴンには植民地時代に建てられたコロニアル建築のビルやホテルが多く残っています。休日は家族で色々なホテルを巡り、綺麗な庭園やチーク造りの建造物を見ながら朝食をとったりしています。また、ヤンゴンにはゴルフ場も数多くあるので、週末には運動不足解消のためにも趣味のゴルフも楽しんでいます。

 

・・・海外での活躍を目指している学生たちへのアドバイスを。

好奇心を持って色々なことにチャレンジし、精一杯学び、遊んでください。そして、興味のある国へ積極的に旅行してみてください。好奇心を持って行動したことの経験値、現地で得た感覚はきっと将来に役立つはずです。

シェダゴンパゴダ

ミャンマー料理

屋台(ヌードル店)

色鮮やかな民族衣装

路上果物屋

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